第17回学術大会
日本ジェネリック医薬品・
バイオシミラー学会

代表理事・大会長挨拶

代表理事挨拶

武藤正樹

(日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会代表理事)

大会長挨拶

第17回学術大会日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会

大会長 中村克徳

(琉球大学病院薬剤部 教授・薬剤部長)

 この度 2023年(令和5年)5月20日(土)、21日(日)に日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会第17回学術大会を沖縄県那覇市の「那覇文化芸術劇場なはーと」に於いて開催するため鋭意準備を進めております。
 患者の高負担、国民医療費の高騰、病院における包括支払制度の拡大など、時代や医療制度の変化の中で、価格の安価なジェネリック医薬品やバイオシミラーの役割がますます重要となっています。日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会は、ジェネリック医薬品・バイオシミラーの健全なる育成と普及を計ることを念頭に置いて、ジェネリック医薬品に関する、臨床的、社会経済的、倫理的など、あらゆる立場からの包括的な研究を行うことを目的としております。
 第17回学術大会のテーマは『安心と信頼の再構築』といたしました。新型コロナウイルス感染症収束の見通しがなかなか立たず医療体制が混乱している中で、原薬サプライチェーンの脆弱性などに起因してジェネリック医薬品の安定供給が揺らいでおります。この時期に大切なことは、まず医師、薬剤師、患者がジェネリック医薬品とバイオシミラーのことを正しく知り、そして医薬品メーカーもその品質や安全性の情報提供体制、供給体制について万全の体制で臨むことだと思います。 第17回学術大会では、医薬品の『安心と信頼の再構築』について、製薬メーカーや規制当局を含めて幅広く議論したいと考えております。
 第17回学術大会は、デイゴの花が咲くころの沖縄で現地開催を予定しております。多くの皆さまの参加を心からお待ち申し上げます。

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